「あの子はなぜ勉強もスポーツもできるのか?」
「サッカーって本当に教育的に良いの?」
「幼少期から塾に行かせた方が、将来給料が高くなるのでは?」
ヴェルツを続けていくうえで学業に不安をお持ちになっている親御さんもいらっしゃいます。ヴェルツは、ただサッカーを教えるだけではなく、教育的観点でどのような環境が最適なのかも常にヴェルツ全体で学び、プログラムに落とし込んでいます。
今回は様々な教育の研究から、①スポーツの習い事と②幼児教育、③成人後の経済的独立について、独自に調べてみました。
結論、
研究結果によると、未就学児までの非認知能力の獲得が最も重要で、10歳までのその教育は成人後にも大きく影響を与えるようです。
愛情・自主性・人との関わりも含めて非認知能力を獲得すると、学業などの認知能力を育む力も獲得できるようです。
さらに力を入れてスポーツを行った人は、将来の賃金が高いことも分かりました。その効果は、男の子よりも女の子に効果がより大きいということ
です。
今からでも遅くない!
今回のテーマは、スポーツで子供と触れ合うコーチにとっては重要なテーマです。
お子さんにとって、サッカーが与える精神的、身体的、能力的な影響を、幼児教育・スポーツ教育・経済から見た研究を見ていきましょう。
3つに分けて、説明してきたいと思います。
そもそも幼児教育ってなにが大事?
スポーツは何を育むの?
保護者ができること?
最後に
1. そもそも幼児教育ってなにが大事?
幼児教育を調べると必ず現れる、ノーベル賞受賞者のジェームズ・ヘックマン教授による幼児教育に関する研究です。「大人になったときに経済的に成功するためには、幼少時の教育が影響する」という提唱です。
その中で、幼少期には「非認知能力」が最も大切であると伝えています。
非認知能力を調べると膨大な情報が出てきますが、以下の3つのテーマが大切であることがわかりました。
遊びによる自主性を育む環境
家族とそれ以外とのコミュニケーション・言語教育環境
愛情のある環境
これは結果的に、以下のような前向きな思考を得られるようです。
失敗から立ち直る
意欲的に取り組む
健全な肉体と精神
自分に自信を持つ
実際にどんな研究か知りたい方は、「ペリー就学前プログラム」と「アベセタリアンプロジェクト」を検索してみてください。
2. スポーツはなにを育むもの?
学業が大切であるというのは誰もが周知のとおりです。しかし学業を「認知能力」、
上記で挙げた「非認知能力」を分けるとすると、まず非認知能力を獲得することが重要だと述べられています。
まず非認知能力を獲得することで、新たな非認知能力と認知能力を獲得することができるということです。将来的収入も多いという結果もあるようですね。
スポーツの中ではコーチの問いかけ、選手同士の対話も重要になります。時に自主性も求められば、協調性も求められます。やり抜く力や好奇心を育む環境も求められます。
スポーツは、こうした非認知能力を育む最適な手段です。さらにチームワークであり、普段使わない足を使って遊ぶサッカーは、多くの刺激を与えてくれますね。
3. 保護者ができること
「お子さんにとって最適な教育はなんのか?」を考えている保護者の方がたくさんいらっしゃいます。ヘックマン氏によると、家族が愛を持って接することが重要だとここでは言われています。
こどものことを考え、最適な教育を探し、学び続けることも大事なんだろうと思いました。研究によると、成人しても非認知能力をまだ伸ばすことができるようです。
コーチが学び続けること
ヴェルツも最適なトレーニング環境設計やプログラムなどを毎週勉強し、改善を繰り返しています。ヴェルツでは、トレーニングの映像やプログラムを会員グループで公開しています。
同時に、コーチ陣は5つの構成要素がしっかりと組まれているか、互いにフィードバックを行います。
お子さんの成長のために、よりよい環境をヴェルツは目指していきます。
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